梶友哉の閲覧用ブログ


8月6日

2014年08月06日 22:40

言葉では説明できない行動力を起こさせる力が絵画にはあるんだなと思った今日。本当に自分でもわからない変化が起きていたようです。美術館の展示は別に際立って面白い内容ではなかったが、僕の脳は、僕以上に色々と刺激をもらっていました夏の休暇が入ってから、独りで展示に行く事が頻繁になってきたこの頃。始めは意識してなかったのですが、この休暇中に改めて自分を確認したかったからなのかなと今は思っています。お金を少し払ってでも確認したいと。今年は精神的にまいっている事が非常に多く、疲れているのに、夜中に目が覚めることがしばしば。大変一日一日が辛かったです。仕事に行って帰って寝て、また仕事へ行っての繰り返し。寝ているのに寝たりなさを感じたり、休みの日は外に出る事ができず、そんな自分に不甲斐なさを感じる日々が続いていました。やっと長期休暇をむかえて脳を休ませ、体を休ませ、やっとの事で今日、また自身の制作を久しぶりにすることができました。

 

最近の絵のテーマはとくになしです。まったくと言っていい程、自分の絵が描けない期間が続いていた僕は、今日やっとそれなりに画面に向えるようになってきました。一時は、”ああ。これは本気で油絵から離れるんだな”と思って色々なもの(絵本のすべてのこと、ギター、水彩、色鉛筆、映画、画集、文庫本、音楽、デザイン、市民ギャラリー、知人の展示、鑑賞授業、アーティストと呼ばれる人との話、展示会の学芸員、ラッセン展にいた販売員?学芸員?との話、銀座の画廊巡りと画廊の人との話)等にふれて色々齷齪と暗中模索していたのですが、言葉では説明できない行動力を最終的に起こさせてくれたのはやっぱり絵画でした。本当に自分でもわからない変化を様々なものが与えてくれたみたいで、不思議な感じです。

 

僕の脳は、僕の考える以上に”言葉ではなかなか説明のつかない色々な刺激”をもらっていたようでした。

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